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(00.2.28月)

つい先日の話ですが、やっと、うちのコンピュータにもMIDIをつなぐときがきました。何をいまさらとお思いでしょうが、いやはやまったくその通りです。遅いです。で、つないで何をするのか。これが重要です。パソコンベースのシーケンサで音源を操るとか、シンセサイザーのエディタソフトで音作りをするとか、いろいろ考えられますよね。けれども、うちではそういうことなど一切なく、QY70のデータファイラーを使ってQY70のデータを吸い上げ保存する。以上です。まるでOMSを有効利用していませんが、今のところオーディオの編集で充分すぎる活躍をしているのでよしとします。ちなみにQYDataFilerはバージョンが1.0.1.0aなるものが出てますね。まだ使ってませんが。


(00.2.23水)

先日MPC2000のDISKモードについてなにやら書きましたが、たとえばディスクの空き容量を確保するために、削除してもかまわないサンプルを探すとしましょう。とりあえず音を確認するためにロードし、視聴した後にこれだと決めます。メモリーに残す必要はないのでそこでキャンセルし、そのままファンクションキーでデリートのページに切り替えても、選択したファイルは呼び出したときのままです。つまりロードのときに選んだファイルが、デリートのページに移っても記憶されているということです。それがTRINITYのDISKモードになると、LOAD、UTILITY(ファイルのデリートはここで行う)のページを切り替えると、選択していた項目がリセットされ、一番上のファイルに戻されてしまうことになります。加えて画面をスクロールさせると重いのでちょっと手間です、などと思っていたら、MPC2000のようにたくさんのファイルをいちいち削除していくようなことはないので、なんだそれほどでもない。


(00.2.20日)

MPC2000のDISKモードには、シーケンスやプログラム、サンプルなどのファイルの種別を切り替えるための"View"というパラメータ(MPCではフィールドというらしい)と、その中から個々のファイルを選択する"File"というパラメータ(MPCではフィールドというらしい)が縦にならんでいます。そこで"View"にカーソルを置いたまま、データをロードします。すると不思議なことに、ロード終了と同時にカーソルが"File"フィールドに移動してしまうのです。位置的には"View"が上で"File"が下ですし、モードを切り替えた時点でのデフォルト位置もやはり"View"ですから、普通に考えればカーソルは"View"フィールドにあるままのはずなんですが、それが違うようです。もちろんロードする前から"File"フィールドにカーソルがあった場合は、そのままです。デリートの際にも同じことが起きますが、セーブではそうなりません。ロードやデリートの場合には、同じカテゴリーのファイルをいくつも扱うからでしょうか。たしかにサンプルをたくさんセーブするのであっても、それらのアサイン情報を含むプログラムファイルをセーブすればまとめて全部セーブされます。が、それはロードの場合でも同じ。制作側でセーブとロードをどこか違うと判断したんでしょうか。入力デバイスランキングでも書いた、なにやら訳のわからない雰囲気がここにも醸し出されています。いずれの操作にしても、実行前のカーソル位置が記憶されるというのがベストだとは思いますが、さして煩わしいわけでもなし、なかなか面白みがあるなと思います。


(00.2.14月)

前回TRINITYの不具合について、シーケンサモードで選択ソングと選択トラックが「1」から変更できなくなる、と書きましたが、別に「1」に限ったことではないようです。あれからまた別の曲に取りかかっているのですが、いまのところその発作は起きていません。このまま終わってほしいものです。TRINITYといえば、こんなのもあります。シーケンサのパターンのページから、たとえばプログラムをエディットなどして、シーケンサのボタンを押してまたパターンのページに戻ってきます。そこでそのままパターンを再生させると、ソング全体を頭から再生してしまうというものです。一度パターンを変更するとか、ページを切り替えるとかすると、元に戻ります。とはいえこれもたいした問題ではありませんが。ちなみにOSのバージョンは2.2.0です。


(00.2.9水)

最近TRINITYにて不具合が起こっています。シーケンサモードで選択ソングと選択トラックが「1」から変更できなくなるというものです。 他のボタンや鍵盤が押したままになっていないかチェックし、いったんモードを切り替えてみたうえで、テンキー、スライダー、ダイアル、どれを使ってもだめなのですが、電源を入れなおすと治ります。データのセーブはできるので事もなく復帰できるわけですが、ふとした拍子に発現してしまい、なにが原因なのか皆目見当がつかず。今まではまったく起こらなかった現象なので、いらん設定でもしたのかしらと不安。思うに今回の曲の制作時にだけ起こった出来事といえば、Macからサンプルデータの橋渡しに使うフロッピーディスクがあの世に旅立ったくらいのものです。それでへんな菌が入ったわけもないだろうし、真相は全くの闇の中。


(00.2.5土)

QY70って、COPYなどのJOBコマンドを実行すると、シーケンサでSoloにしていたトラックが、Solo解除されてしまいます。どんなものでもコマンドを実行した後は、一応確認に聴き直すわけで、今までSoloが解除されて良い思いをしたためしがなく、なんのためにこうなっているのか分かりません。Muteはそのまま維持されるというのに、いったいどういうところからその違いが来ているんでしょうか。めんどくさいのでそれはまたいつか考えます。こういうふうにソロだミュートだと話していると、いつかここに書いた、TRINITYはSoloができない、というのを思い出します。ずいぶん長い間、シンセでフィルタリングする際のバンドパスとノッチの関係同様、ソロもミュートも裏表なだけで等価だと思っていたんですが。


(00.2.2水)

こないだ、部屋の掃除をしていて思ったんですが、MPC2000のゴム足って、本体の幅や奥行きからするとかなり内側に付いているんですね。手許にあまりくらべるものがないんですが、少なくともS3やVM-3100よりは割合からしても内側です。特に横幅は狭く取り付けてあって、本体は40センチちょいあるにも関わらず、幅が30センチある台ならきれいに載ってしまいます。ウサギ小屋並みの部屋でどうにかして機材を押し込もうとしている人にとってはありがたいことです。 S3については、あの薄さでドラム用のパッドがめいっぱい横一列に並んでいるので、横幅ギリギリのゴム足位置は仕方ないのかも知れません。もしそうでなかったら、端っこのパッドを勢い良く叩いたときにとんでもないことになりかねません。ちなみにこのS3のゴム足、ふたつ取れました。


(00.1.17月)

雨の降るなか、Sound&Recordingマガジンを買いに楽器屋へ行ったところ、先日記事をアップしたTX802の中古品が並んでいたので覗き込むと、テンキーの1と4、そしてENTERの3つが線で結ばれていて、そこにOPERATOR ON/OFFと書いてあるのです。一方、LCDの下の8つのキーにはGENERATOR ON/OFF.PARAMETER SELECT。8マルチの音源なので、音色ごとにミュートできたんでしょう。つまり記事に書いたことは一部、真っ赤な嘘だったということです。あやふやなまま掲載してしまったことは申し訳ありませんが、今の内に書き記しておかないと、もっと記憶が曖昧になるだけですし、ホームページに載せるということにでもしなければ本気で書きもしないので。あぁ、これ書いた奴の記憶って簡単にねじ曲がってしまうものなのだな、他に書いてあることもアテにならないな、などと思っていただければよろしいかと。  それにしてもテンキー1、4とENTERでオペレータのON/OFFってことは、ENTERを押しながら1、あるいは4というふうにONとOFFで使い分けるとかいうすごい仕組みだったんだろうか。そうなんだろうか。


(00.1.13木)

QY70のポルタメントはポリフォニックポルタメントのためか、レガートするともう一度トリガーされてしまいます。TRINITYのソロシンセはモノフォニックで、ポルタメントはマルチトリガー(QY70と同じ、キーオン毎にトリガーされる)、シングルトリガー(音が継続されEGは動作しない)の選択、ベロシティでその切り替えができたりと、さすがです。シンセサウルスは各々のトラックについてモノフォニックで、TRINITYでいうところのマルチトリガーなのですが、スラーを入力すればシングルトリガーになります。TG300のポルタメントのことはあまり憶えてません。SQR+32voiceのポルタメントはモノフォニックだったような気がします(曖昧)。で、なにが言いたいのかというと、ピッチベンドを打ち込むのがめんどくさい、ではなくて、ポリフォニックでシングルトリガーってできないもんですか。もうどこぞのシンセには搭載されている機能なのかも知れませんが。手持ちの機材でそれをやろうと思うと、ポリの数だけトラックを用意して個別にベンドデータを打ち込むしかありません(QY70はレガートしても無駄ですし、TRINITYのPCMにはポルタメントがついてないので、ベンドしか)。あれはすこぶる面倒です。結局ピッチベンド打ち込むのが面倒臭いんやんか、っていう。


(00.1.5水)

先日、恩人Sに「QY70の鍵盤のキーがテカってる」とかいうことを言われたのですが、白状するとほんのすこしレスポンスが低下してるような気がします。特に真ん中のC D Eが良くないみたいです。それでも押せばまだ充分反応するんですが、そのうちに臨終を迎えるでしょう(ひとのものなのに淡々と語るってのはどうか)。ノート入力にもテンキーにも使用しているので黒鍵の疲労もかなりだろうと思っていたんですが、なにかと指の触るボタンのほうがやっぱり消耗は早いようです。他のキーは健在で、QY10ではまっ先にイカれたENTERキーも、シーケンサのレコーディングでノート入力の度に押す必要がなくなったので、まだまだもつでしょう。そういえば「黄バミが増してる」とも言われました。手、汚いかなぁ。


(99.12.30木)

先日、TRINITYのシーケンサのイベントエディットではデータを小節間で移動させるのはカット&ペーストである、みたいなことを書きましたが、X3Rのシーケンサにはもっと面倒なことがありました。それは音がタイで小節をまたぐ場合。TRINITYだったら(あるいは他のシーケンサでも)ゲートタイムの値を増やせばいいだけのことですが、X3Rでは、キーオンする位置にノートデータをまず入力して、さらにまたぐ小節の先頭に同じピッチで同じベロシティのデータを入力します。それからひとつめのデータのゲートタイムを目一杯伸ばすと(次の小節の先頭に同音程のデータがなければ、その小節内がゲートタイムの上限値になります)、ふたつめのノートデータとドッキングして、やっと小節をまたぐタイのできあがり。というわけで、X3Rはカット&ペーストばかりでなくコピー&ペーストも必須なのです。けれどもうざったいだけにみえるこのやり方、欠点だらけというわけでもありません。まず、いくらでもつなげられるのでゲートタイムの上限がない。それから、タイで持続中の小節から再生したとしても、途中の音が(もちろんアタックからですが)発音される(だったと思う、多分)。ひとつめはそれほどでもありませんが、ふたつめのメリットはなかなか有用だと思います。打ち込んだあとのちょっとした確認に再生してみたとき、どんなに中途半端な小節からでもとりあえず全ての音が鳴ってくれるというのはありがたいことです(とかいいながら記憶が曖昧なのが怖い)。最近のシーケンサは高機能になったんでしょうから、ここまで煩わしいことをしなくても発音の途中から鳴らしてくれればいいのに(オールインワンだったら内蔵音源に関しては実現できそう)。あ、パソコンのシーケンスソフトは知らないです。


(99.12.28火)

昨日、TRINITYシーケンサのイベントエディットではデリートがカットである、みたいなことを書きましたが、あれはつまりTRINITYのシーケンサが、データのロケーションを変更するときに、そのままでは小節をまたげないというところにひとつの理由があるのではと思います。これまたX3Rも同様だったと思うのですが、いくらデータを移動させようとしてスライダーやダイアルをいじっても、その小節の最後のローケション(TRINITYでは4.191)が上限値になっていてそれ以上の数値が入力できないことから、どうしてもカット&ペーストで小節間を移動することになります。一方、QY70などでは、+1-1キーをリピートさせていればそのままズルズルと移動させることができます。逆にMPC2000の場合、データの移動といえば(小節を越える越えないに関わらず)、これすなわちコピー&ペーストを意味します。それぞれのシーケンサの説明については、めんどくさいのでまたの機会に譲ることにしますが、シーケンサが手許に3つしかない割には、きれいに三者三様というわけです。


(99.12.27月)

X3Rもそうでしたが、TRINITYのシーケンサにも、イベントエディットでデータをデリートする場合、カット&ペーストの要領で常に消去したデータを記憶しておいてくれる便利な機能があります。MPC2000では頻繁に行っているコピーしてデリートして、という手順より簡便ですし、アンドゥみたいな使い方で、うっかりデータを消してしまったときなど、何度となく助けてもらっています。もちろん、コピーしたデータを挿入しようとして、その手前に何らかのデータをデリートしてしまうとインサートするデータも変わってしまうというデメリットもあるにはあるんですが、それでもメリットが遥かに勝っていると思います。カットとデリートを分化させるというのがベストだとは思いますが、このままでも充分な機能といえます。でもやっぱり、ほんとのアンドゥ機能があってほしい。


(99.12.25土)

VM-3100のオートメーション用に、近くに置いているQY70をつないであって(QY70のMIDI OUTからVM-3100のMIDI INへ一方通行)、VM-3100はピークホールドをONにしています。で、困ったことに、そこでQY70のシーケンサが演奏を終えると、演奏中はピークを表示し続けていたインジケータがリセットされてしまうという現象が起きます。おそらく、シーケンサストップを知らせる信号がMIDIで送信されるとか、まあそんな感じでしょう。わざわざピークホールドをオンにしなくても、目を皿のようにしてLCDを見張ってればいいことなのかも知れませんが、そんなときはたいてい耳に神経がいっちゃってるので無理です。ていうかそれじゃピークホールドの意味ないって。


(99.12.23木)

QY70は銀っぽい色で、他の多くのプラスチック製品にもみられるように、表面の感触はさらさら。借り物のQY70はところどころ白色、または掃除してない便器みたく黄ばみ黒ずんでいて、その部分の表面はつんつるてん。それは手が多く触れていた部分という意味で、そのほとんどが本体を支えるときに手のひらが包むところです。つまりは機材の角。でもそこばかりではありません、パネル面では唯一MENUボタンの下部がピンポイントに黄ばんでます。その理由は、単純に使用頻度が高いのと、パネルの上部にあるために、押すとき指が寝た姿勢になるからだと思われます。汗をかくのは指先ではなくて指の腹ですから、そこがちょうどMENUボタンの下側にあたるのでしょう。そして実は側面にも、ごく一部分だけ磨耗して白くなった部分があります。それはPOWERスイッチの"ON"のところ。倒した状態のQY70を横から眺めてみて、ONと書いてある真下。OFFの下は何ともなっていません。これはどういうことかというと、電源を操作する場合には、まず左手の人さし指を、指紋を合わせる要領でスイッチに持ってゆきます。ONにする場合は、そのまま指を押し付け、ON側へと押します。OFFにする場合は、押し付けるのではなくスイッチの出っ張りに指先を引っ掛けるようにして、手前へ引きます。そのときに爪が引っ掻いてしまうわけです。だからここは手垢で黄ばんでおらず、ただ表面の塗装が剥げ、白けているだけなのです。同じボタンやスイッチでも、状況によって指の接し方は多様だということですか。なんだかアフォーダンス理論の勉強みたいです。そういやX3Rのツマミの周囲にも、ぐるりと円形の爪あとが残ってました。くっきりと。


(99.12.21火)

TRITONを触ってきたために、TRINITYのLCDの描画の遅さが以前よりも若干気になって。というのはウソで、TRITONの画面上にあれだけはっきりとSOLOボタンが表示されているということは、私のマニュアルの読み方が悪かったのではなくて、TRINITYのシーケンサにはもともとソロ機能がなかったんだと思い、それが残念。これ、かなり困ります。といいながらまだ、このクラスでSOLOがないということに半信半疑。でも、少なくともMUTEと同じところにないのは事実。ソロシンセと混同するからか、まさかのうっかりか。もう一回マニュアルに目を通してみようか。


(99.12.17金)

店頭でTRITONを触ってきました。以前D16を触ったときのプッシュビュー(TRINITYの記事参照)の感度の良さは表示画面が狭いという理由もあるかと思っていたんですが、TRITONを触ると明らかに描画が速くなっているのが分かります。が、それよりも気になったのは、押したときに発音すること。あれは素敵です。ただ音色に関しては「ヒッ」とかいう感じ(少なくとも自分にはそう聞こえた)の音であまりしっくりきませんし、窓を閉じるときなどには発音しなかったりするのですが、その心意気や良し。そのうちサウンドセット並の機能を、当然備えるワケないですが、とても喜ばしい傾向だと思います。D16ではディスプレイを直接押す以外にも、カーソルキー(あの円形のキーですが、ちょっと触ってみただけでは意外と不満なし)でのパラメータ選択ができたりと、KORGのプッシュビューも段々と使いやすいものになっているようです。


(99.12.14火)

TRINITYは側面から眺めると匡体よりも鍵盤が出っ張っているのが分かります。別段珍しくも何ともなく、古いものから最近のものまで、そういうデザインのシンセも少なくありません。でもあれは、サイドパネルに肘をついたつもりがキーオンしてしまってたりするんですね(借り物にもかかわらず横柄な扱いです)。鍵盤のはみ出し具合もほんのちょっとなものですからベロシティも極少で、左肘をつくと最低音、右肘をつくと最高音、なのでかなり聞こえにくいです。プログラムが切り替わらないな、とか思ったら必ず肘があたってます。運搬時にも少し不安な気持ちにさせられるデザインですが、にもかかわらず広く見られる(最近のYAMAHA、CS6xなどはかなり出てます)のは、やっぱりminiMoogやProphet-5なんかのデザインが尾を引いてるんでしょうか。


(99.12.13月)

VM-3100のパネル上、エフェクトのところにはカテゴリー毎にLEDが付いていて、どのパッチが選択されているか一目で分かるようになっています(そんなに便利だとも思わないけど、光らないよりは良い)。で、普段点灯しっぱなしのそのLEDが、なぜか点滅していることがあるので、なんでだろうと思ってマニュアルのページをめくってみたんですが、調べ方が悪いのか結局分からずじまい。Roland(とはいってもVM-3100とMC-303ぐらいしか知らないけど)のマニュアルは「〜するためには、この操作」とかいう形式で書かれてあるのが多くて、「これはどういう意味?」という疑問の答えを検索するには適してません。初心者が今すぐ始めたいときにはとっつきやすくて便利かも知れないので、巻頭にそういう章を設けていたり小冊子を添付しているメーカーは多いのですが(あ、MPC2000にはなかったから、AKAIはもしや……)、VM-3100のマニュアルはそれに終始しているような印象を受けました。たしかにプリセットのパッチのリストと一緒にエフェクトのパラメータだけは別の冊子で解説してあるんですが、システムなどのパラメータに関しては個別の説明らしきものはなし。パラメータひとつひとつを逐一解説しているマニュアルのほうが読んでタメになると思うんですけど。


(99.12.11土)

VM-3100は、フェーダー0dBのポイントがパラメータの値としては100のよう。最大にすると127なわけですが、この100という値にはちょっとアソビがあって、今までそれを知らずにアソビの範囲内で微調整ごっこをしていたかも知れないと思うと、ちょっと切なくなったりします。とはいえ気になってしょうがないほどのアソビでもないので、まあ便利といえば、便利かも。


(99.12.8水)

ふとFZ-1の電源ケーブルのプラグに目をやると、HITACHIと書いてあった。ACアダプターはどれも機材のメーカーの名前が入ってたりするけど、ケーブルだけの場合は事情が違うのかと思い、他のケーブルも見てみる。MPC2000はKAWASAKI、TRINITYは"L"と"W"を配したロゴのLongwell、VM-3100はI-SHENG、SIGNALDELAYはワコーと書いてあるけど、聞いたこともないようなメーカー名も多いです。このLongwellというのは、部屋にある安物のビデオデッキのケーブルにも刻まれている名前だけれど、TRINITYのものとは大違いで、やはり一般家電っぽく華奢。てことは電源ケーブルなんかを手広く扱っている大手なのかもしれない。という、あくまで想像のはなし。それにしても電源ケーブルと違ってACアダプターは邪魔で邪魔で仕方ない。雑誌のレビュー記事を読んでも、プロスペックを狙いながらコストパフォーマンスにも優れた機材の場合、「唯一、難を言えば」とかそういう枕詞に続くのがACアダプターの話だったりすることも珍しくない。かといってそれをQY70に内蔵して今より発熱されても、夏場とか困るけど。


(99.12.4土)

MPC2000のLCDには、当然のことながら液晶を保護するための透明なプラスチック板がはめ殺してあります。その透明なところ、ディスプレイの周りの黒塗りの部分に白抜きでF1〜F6と書き記してあって、それをちょっと低い位置から眺めると、プラスチックの、ほんの少し盛り上がった厚みの部分に、その白文字がいびつに映るんです。あれはいい。ダイアルやカーソルキーが不格好でも、あれはいい。


(99.12.2木)

手持ち無沙汰だったりすると、ふとした拍子に電源の入ってない機材のボタンを押してみたりする時があります。そんなとき押したくなるのは、やっぱり普段押す機会のないボタン。現在手許にあるもので言うと、MPC2000のTAP TEMPOやVM-3100のトランスポートボタン(外部シーケンサを再生/停止させたりするボタン)などです。特にVM-3100のトランスポートボタンなんか、それだけ他のボタンと形状が違っていて、正直とても触りたいボタンなので何回かカコカコと押してしまいます。自分の中では、それで他のキーの磨耗具合とバランス取っている気分だったりするので笑止です。


(99.12.1水)

今日SoundEffects 0.9.2 のグラニュラーシンセシスを使おうを思って、うっかり、ついうっかり「じゃあ、次はこれをグラニュろうか」とつぶやいてしまい、恥ずかしさに身悶え。ときにこのグラニュラーシンセシス、グレインをフェードしても結局ノイズが乗るけど、そういう宿命になってるのか。グラニュラーなんて他に使ったことないから比べようがない。MicroWave高いし。


(99.11.30火)

昨日SoundThemeChanger 1.01をダウンロードしてきたけれど、変更できる音の種類が減っている。つまり、触らない方がいいような部分を今まではいじってたってことらしい。たしかに、変更後、鳴るはずの音が鳴らなかったりしたことが、ままある。でも全部が全部鳴らないというわけでもなかったので、オーバーチューンができるってことで1.0も消さずにおこう。


(99.11.27土)

そろそろ本格的にこの季節がやってきた。見た目はかっこいい金属パネルがアダにってしまう季節。チアノーゼとまではいかなくても、両の手の指を示すだけで体育の授業が免除になったほど寒波に弱い私にとっては非常につらい季節。ボタン押してると指がかじかんで、みるみるうちに感覚がなくなってしまいます。MPC2000の放熱スリットの上にQY70を置いていると、その間に手を挟み込むと少しは暖かいので、大学生の頃はよくやりましたが、しょせんは気休め。暖房をきかせてもやっぱり手だけは冷たいので、ここはカイロでも揉んで春を待つしか。


(99.11.26金)

FZ-1を久しぶりに使ってみた。以前まで置いてあったところには今、恩人SのTRINITYが鎮座坐て(ましまして)いらっしゃるので、FZ-1は立て掛けた状態での電源投入となった。バックライトなしのLCDが見にくいのなんのって、もうかなり無理がある格好で操作。MIX OUTの調子が悪いからPHONEから出力したりしてやっと音を出すと、いいねぇ。ハイの欠け具合も独特のレゾナンスも。いい。


(99.11.24水)

サウンドセットを作るために、16bit,44.1kHzより低いクオリティでシステムサウンドを用意したとき、サウンド補正やディザを施してあると(SoundEdit16 2Jを使用)、SoundThemeChanger 1.0でReplaceした時点でそのサウンドファイルが破損してしまう模様。バージョンアップしてるかも知れないので、探しに行くことにしよう。

 

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